パオカミカイリュー@3

S17お疲れ様でした。構築記事を書かれている他の方々と比較すると結果は全然大したことありませんが、初のR19&最終3桁を達成できたので、記録として残したいと思い、構築記事を書くことにしました。

 

【結果】

 

【使用構築】

 

【構築経緯】

パオカミカイリューが強くて使いやすいと思っていたので、まずはこの3体の採用を決定。

この3体の型について、まずハバタクカミはブエナS上昇型が最も使いやすいと思っていたため、即決定。次に、カイリューはスケショ型が最もパワーが出て強いと考えていたので、これまた即決定。最後に、カイリューが苦手な浮いてる鋼(アーマーガアやエアームドなどの鋼・飛、鋼テラスが多い浮遊のラティ兄妹など)に電テラスパオジアンが強いと考えて採用を決定。

前期相手に使われて1番きつかったのがブエナS上昇+甘える採用ハバタクカミだったので、ハバタクカミ自体の選出抑制を狙ってハッサムの採用を決定。

強力な初手枠が欲しいと考え、相手に使われて強いと感じた欠伸ガチグマ(アカツキ)の採用を決定。

最後に、重めな相手の欠伸ガチグマ(アカツキ)や初手ブリジュラス、特殊高火力全般をまとめて見ることができ、ガチグマ(アカツキ)を出しにくい場合の初手枠としても活躍が期待できると考え、チョッキコノヨザルの採用を決定。

 

【コンセプト】

カイリュー&パオジアンというWエースのうちのどちらかを通す

ハッサムの圧力により、相手のハバタクカミの選出、パオジアンの"初手"選出を抑制する(序盤は効果あると実感できていたが、終盤は効果があったかは不明)

 

【個体紹介】

①パオジアン

■実数値(努力値):161(44)-171(244)-111(84)--86(4)-189(132+)

■調整意図:下記の通り

・HB▶(1)A特化水ウーラオスからの水テラスタル時水流連打を、オボンの実による回復込みで確定1発耐え

    (2)A特化カイリューからの無テラスタル時神速を、オボンの実による回復込みで確定2発耐え

・A▶(1)B4振り水ウーラオスを、電テラスタル時テラバーストで87.5%で1発

    (2)B4振りパオジアンを、電テラスタル時テラバーストで98.8%で2発

・S▶準速パオジアン抜き、最速トドロクツキ抜き

■所感:見た目や性能など全てを考慮してSVで1番好きなポケモンで、解禁されてからはほぼ毎シーズン使ってます。今までは命の珠持ちの悪テラス型がお気に入りでしたが、テラス固定が嫌で使用を避けていた電テラス型を使ってみたところ、とても強く、カイリューとの相性補完にも優れていたので、そのまま採用を決めました。

 

②ハバタクカミ

■実数値(努力値):131(4)--101(204)-160(36)-157(12)-205(252+)

■調整意図:下記の通り

・HB▶(1)A特化パオジアンからの不意打ちを、ステルスロック込みでも87.5%で1発耐え

    (2)A特化カイリュー@拘り鉢巻からの地震を、81.3%で1発耐え

    (3)A4振りディンルーからのヘビーボンバーを、62.5%で1発耐え

・HD▶(1)C252振りハバタクカミからのシャドーボールを、確定1発耐え

    (2)C252振りテツノツツミからの水テラスタルハイドロポンプを、ステルスロック込みでも確定1発耐え

    (3)C特化ガチグマ(アカツキ)からのブラッドムーン+真空波を、84%で耐え

・C▶(1)D4振りカイリューへのムーンフォース、D4振りハバタクカミへのシャドーボールのダメージ効率意識(いずれのダメージもC=160の時>C=159の時で、差も大きい)

    (2)H4・D4振りハバタクカミを、ステラテラスタルシャドーボールで87.5%で1発

    (3)H4・D4振りイーユイを、ムーンフォースで76.2%で2発

・S▶最速(ミラー意識)

■所感:無技(神速が筆頭)・竜技・格闘技の一貫切りができる優秀なタイプ、ブエナS上昇と合わせてほとんどのポケモンの上から行動できる点など、採用しない理由がないと思うほど強いポケモンだと思ってます。ハバタクカミを使うならミラー意識の最速以外少々不安なので、まず最速に決め、それから残りの努力値をどこに振るかを考え、今回は初手投げすることも考慮してBに多めに努力値を振りました。テラスタイプは、神速を透かせる霊タイプを維持したまま、あらゆるタイプの技の火力UPができるステラが最強だと考えているので、ステラを採用しました。挑発によって相手の積み・回復・展開を阻害できる点が偉すぎました。

 

カイリュー

■実数値(努力値):167(4)-204(252+)-115--120-132(252)

■調整意図:ガチA特化準速

■所感:構築経緯にも書いた通り、カイリューはスケショ型が最もパワーが出て強いと考えています。中盤までは同じ技構成の無テラスで使用していて、それもとても強かったのですが、受け出しで裏から出てくる持久力HBブリジュラスが重かったため、竜の舞×1積みの時に(HB特化でもない限り)ブリジュラスを地震でほぼワンパンできるようになる地テラスに変えてみました。その結果、ブリジュラス対面はもちろん、それ以外にも地震のリーチが伸びる恩恵が想像以上に大きく、また電気技(電磁波含む)を透かせる点が活きる場面も多く、とても強いと確信したため、そのまま最後まで使い続けました。

 

ハッサム

■実数値(努力値):175(236)-165(+)-126(44)--129(228)-63(-/最遅)

■調整意図:下記の通り

・HB▶A特化パオジアンからの不意打ちを、58.2%で2発耐え

・HD▶C特化ガチグマ(アカツキ)からのブラッドムーン+大地の力を、確定で耐え

・S▶最遅(蜻蛉返りによる欠伸ループ抜けを特に意識 ※これだけならガチグマ(アカツキ)・カバルドン抜かれで十分)

■所感:ハバタクカミやパオジアン、Aキュウコンなどへの圧掛けによる選出抑制がメインの役割のため、ほぼ選出しておらず、正直見せポケになってしまっていました。相手の初手キノガッサジャローダ対策の初手枠、欠伸ガチグマ対策といったピンポイント気味な役割を持たせたいと考えていましたが、結局あまり信用できず選出できませんでした。また、終盤になればなるほどハバタクカミを出されることが多くなり、正直効果があるかはわからなくなりましたが、最後まで使い続けました。

 

⑤ガチグマ(アカツキ)

■実数値(努力値):220(252)--165(76+)-156(4)-106(164)-74(12)

■調整意図:下記の通り

・H▶月の光の回復効率意識でH=2n

・HB▶(1)A特化水ウーラオス@パンチグローブからの水流連打を、確定1発耐え

    (2)A特化オーガポン@お面からのパワーウィップを、93.8%で1発耐え

    (3)A特化カイリュー@いかさまダイスからのスケイルショット5発を、食べ残しによる回復込みで確定2発耐え

    (4)水テラスタル時、A特化ウガツホムラ@拘り鉢巻からの晴れ下+(古代活性によるA上昇+炎テラスタル)時大憤激を、ステルスロック込みでも確定1発耐え

・HD▶(1)C252振りハバタクカミ@拘り眼鏡からの妖テラスタルムーンフォースを、87.5%で1発耐え

    (2)C252振りブリジュラス@拘り眼鏡からの流星群を、確定1発耐え

    (3)C特化キラフロルからの草テラスタルエナジーボールを、81.3%で1発耐え

・S▶4振りガチグマ(アカツキ)抜き

■所感:多くの方々が使っているメジャーな型で、欠伸を撃ちながら隙を見て相手に削りを入れてるだけで強かったです。持ち物はオボンの実▶ゴツゴツメット▶食べ残しと変わっていきました。ずっとほぼ同じ努力値調整の控えめで使っていましたが、少しでも耐えて欠伸を撃つ機会を増やす方が強いと感じて終盤に図太いに変更し、最終日にこのおかげで1試合拾えたので正解でした。テラスタイプは、対ウガツホムラを強く意識して水テラスを採用しましたが、対パオジアン・水ウーラオス・イダイトウなどにも活きたりして強かったです。

 

⑥コノヨザル

■実数値(努力値):215(236)-140(36)-101(4)--112(12)-151(220+)

■調整意図:下記の通り

・H▶H252振りカバルドンを命懸けで倒せるようにH≧215

・HB▶A特化水ウーラオス@拘り鉢巻からの水流連打を、81.4%で1発耐え

・HD▶(1)C252振りハバタクカミ@拘り眼鏡からのムーンフォースを、確定1発耐え

    (2)C特化イーユイ@拘り眼鏡からのオーバーヒートを、確定1発耐え

    (3)C特化ガチグマ(アカツキ)@シルクのスカーフからの無テラスタル時ブラッドムーン+真空波を、確定で耐え

・A▶(1)B4振り頑丈ブリジュラスを、けたぐりで確定2発

    (2)H252・B76振り&B性格上昇補正込みのガチグマ(アカツキ)(H=220・B=165)を、食べ残しによる回復込みでもけたぐりで98.4%で2発

    (3)H4振りイーユイを、ドレインパンチで56.3%で1発

・S▶最速ブリジュラス抜き、準速ウーラオス・最速サーフゴー抜き、最速カイリュー抜き(命懸けを確実に上から撃ちたい)

■所感:この構築で最強の初手枠でした。元々は準速ブリジュラス抜きの意地っ張りで使っていました。しかし、頑丈ブリジュラスは最速が多く、2回行動されるのがしょっぱいと感じたため、ブリジュラス抜きの陽気に変更し、けたぐりを採用して頑丈ブリジュラスを上から2発で倒せるようにしたところ、ブリジュラス対面で活きたのはもちろん、ガチグマ(アカツキ)もけたぐり2発で倒せるようになったり、初手カイリュー対面で確実に上から命懸けを撃てるようになったり、と活きる場面が多く、結果的には大正解でした。ドレインパンチも手放したくないほど便利な技だったので、岩石封じ・冷凍パンチ・真空波も採用したかったですが、対イーユイも意識してけたぐりと一緒に両採用としました。テラスタイプは、水ウーラオス@拘り鉢巻からの水テラスタル時水流連打がきつかったので、それ意識で水テラスを採用しました。

 

【選出パターン】

・基本選出

 ガチグマ(アカツキ) or コノヨザル▶ハバタクカミ▶エース(カイリュー or パオジアン)

 ※終盤は、コノヨザル▶ハバタクカミ▶カイリューの選出が最も多かったです。

・対受け

 コノヨザル(命懸けで相手の初手(ドヒドイデの場合が多い)を倒す)▶パオジアン+@1

・対ママン・ロンゲ(エルフーン)

 コノヨザル+パオジアン+@1(ハバタクカミ or ハッサムが多い)

・対晴れパ

 コノヨザル(命懸けで相手の初手コータスを倒す)▶ガチグマ(アカツキ)+カイリュー

・初手ディンルー展開が嫌な場合

 ハバタクカミ(挑発でステルスロックを撒かせない)▶@2

 

【最後に】

剣盾でランクマに真面目に取り組み始めたのが禁伝解禁ルールからで大好きだったので、レギュGが始まるのはとても楽しみです。今後は20目指して、頑張れそうなシーズンは頑張ります。